スマホでプロ並みの美しい山の写真を撮影する方法
スマホに搭載されているカメラを利用すれば、美しい山の写真を撮影することができます。スマホのカメラアプリには自動的にピントを合わせたり、露光・ホワイトバランスを調節する機能が搭載されているので、シャッターボタンを押すだけで簡単に写真を撮影できます。それでも撮影ポイントや構図、カメラの設定などを工夫すれば、スマホでもプロが撮影したような美しい山の風景写真を撮影することが可能です。
山や地形を撮影する時のコツ
山を撮影する場合には、奥行き(遠近感)や凹凸(立体感)を感じるような構図を選ぶことが大切です。写真の向き(縦横)によって、奥行きまたは広がりのいずれかを感じさせる写真になります。縦向きに撮影すれば、奥行きを感じることができ、横向きに撮影すれば広がりを感じさせることができます。遠くの山や谷などの地形をメインにしたければ横向き、近くの平原などを撮影したければ横向きに撮影します。山は正面から光が当たるよりも、少し斜め方向から照らされている方が影ができて凹凸を感じさせるような立体的な写真になります。日中よりも、斜め方向から日光が当たる朝や夕方の時間帯を活用することができます。山を被写体にする場合は、山を美しく撮影しなければなりません。空を含む構図で撮影する場合にホワイトバランス自動調整機能を利用すると明るい空の方にに合わせてしまい、メインである山の姿が暗くなってしまいます。空を含む場合は、手動でホワイトバランスを調整するようにします。高山植物などを近くの被写体を撮影する場合は、立体感または透明感のいずれかを重視するようにします。立体感を持たせたければ、日光で影ができるようにします。透明感を持たせたければ日蔭部分を撮影します。日陰の被写体を撮影する場合には、ホワイトバランスの自動調整機能を利用することができます。乗り物の車内から窓越しに風景を撮影する場合には、車内の人や物などのガラスへの写り込みに注意します。ガラスに車内のものが写り込むのを防ぐ方法は、カメラを窓ガラスに近づけるか、手や服などで影を作ります。
まとめ
スマホカメラでもアプリを上手に活用したり撮影時に工夫をすることで、プロが撮影したような美しい山の写真を撮影することができます。