最近の若者はマイペースに休日を過ごせる一人旅をします。最近の若者はグループ行動する事が多い等と言われていますが、むしろ世間の流れとは対照的に国内の観光地や海外の名所に一人旅へ出かける人々が増えつつあります。今話題のSNSに一人旅の自撮り写真をアップして、旅の思い出を記録したり、友達や家族に自慢する人々もいらっしゃいます。写真はお金と手間がかからないお土産です。また一人旅だからこそ自由に色々な名所や観光名所に行くことができ、マイペースに風光明媚スポットで最高の自撮りが出来ます。ただ一人旅の難点は自撮りがちょっと難しい点です。工夫しなければ高画質な写真が撮影出来ないため、事前に少し準備が要ります。一人旅だと当然ですが、自分でシャッターを切るしかありません。スマホ単体だと、シャッターを任意のタイミングで切られません。また一人だとポーズを決めながらシャッターを切る事が出来ませんので、旅に出かける前に、ワイヤレスでシャッターの命令を出せるアクセサリーなどを購入しておきしょう。テレビのリモコンのように、遠隔操作でスマホのシャッターが切れるアクセサリーを先に購入しておけば、一安心です。観光地には大勢の人々が訪れます。親切なカップルや観光客に方に、スマホを渡して、写真を撮影してもらえば、自分の好きなポーズと構図で記念写真が出来ます。少し勇気が必要ですが、観光地に訪れる人々は基本的にみんな親切ですし、丁寧にお願いすれば、嫌な顔ひとつされず、多くの方々が撮影してくれるでしょう。
スマホの設定を変える事自体は、旅先でも出来ます。それこそ観光地のど真ん中でも設定は可能ですし、移動中の新幹線の中でも事前準備は出来るでしょう。しかし、なんとなくテンションが上がっているのが旅の途中です。事前準備を落ち着いてしなければ、変えたくない設定を変えてしまったり、バッテリーを無駄に消耗させてしまいます。
自撮り画像を観光地でする際、意識したいのが構図です。グループ旅行だとカメラマンと映る人々が分かれるため、自然と撮影者が良い構図を意識しながら、微調整する事が出来ます。しかし、自分一人だと背景と自分自身との距離感が、スマホを構えながらだと分かりづらいです。また大勢の観光客が行きかう名所や歴史的な建造物の前で、スマホ片手にあたふたしていると、迷惑になってしまいます。自撮りを有名なスポットでする際は、先に遠近法やレイアウトを頭の中で考えおき、撮影する前にシミュレーションをしておきたいところです。自撮りをする際、他に意識したいのが観光地の名物スポットをしっかりと自分の背景に入れる構図を考える事でしょう。せっかく風光明媚な名所や多くの人々が注目する話題の建築物のところまで足を伸ばしても、肝心の記念写真の内容が、自分の顔のアップばかりだと、見た人が一体どこへ旅行に出かけたか分かりません。自撮りをする時は、とにかくベタな構図を意識するのがポイントです。自分と背景との割合は最低でも50と50位にしましょう。むしろ巨大なビルや歴史的な建築物をメインにして、自分は構図の一部として小さく写る程度でも良いかもしれません。SNSにアップした時、見るユーザーにどこで撮影されたものか、それが一目で伝わるように工夫する事が先決です。
標準搭載のカメラアプリを使う、別途インストールしたアプリで写真撮影をする、この点はユーザーの自由です。しかし、同じ旅先で二度と取れない最高の瞬間を切り取るのであれば、解像度を正しく変更しておきましょう。アプリによっては、最初の標準設定の解像度が平均以下になってしまっています。普段何気なく撮影する日常の風景などであれば、低画質でも良いでしょう。しかし、旅の思い出という貴重な写真を撮影する前には、解像度を最高にまで引き上げておきましょう。普段からすべての写真を高解像度モードで撮影すると、スマホのデータがあっという間にパンパンになります。しかし、旅の時は例外です。
そして最後に構図の次はライティングにも注意したいところです。太陽光は最高の照明です。一人旅では自然と屋外でスマホを構える事が増えるでしょう。室内だとライティングを強く意識しなくても、常に安定した写真が撮れますが、室外では常に太陽と自分の位置を確認しなければなりません。いわゆる逆光の状態で自撮りをしてしまうと、太陽の光の悪影響で、自分の姿がシルエットになってしまいます。あえて逆光を活かしたシックな写真を撮影するテクニックは確かにありますが、それはポートレート写真の技であり、自撮りのテクニックではありません。またせっかく世界遺産の名所で頑張って自撮りをしても、自分の顔や姿が真っ黒なシルエットでは面白みがありませんので、常に太陽光を意識してシャッターを切りましょう。また太陽が高く昇ってる時間帯ではなく、光の悪影響を受けづらい早朝や夕方を狙って名所に行くのもおすすめです。