iPhoneは最高にグレイトなスマートフォンです。基本は携帯電話ですが、優れた拡張性があり、特にビデオカメラとして賢く応用する事が出来ます。安価なビデオカメラを買うよりも断然iPhoneを活用して、動画や写真を撮影した方がキレイに残せます。子どもたちの成長記録や花火やバーベキューの楽しい思い出、動物たちへのふれあいや家族旅行の動画など、キレイに保存したい方はどんどんiPhoneを活用していき、劣化や紛失の恐れがないデータで思い出を残しましょう。
最初は楽しく撮影するだけでも満足出来るけれど
iPhoneはとても便利なスマートフォンであり、カメラアプリを起動してボタンをタップすれば、それだけで写真や動画の記録が始められます。それこそ初めてデジタル機器を持ったライトユーザー層でも一安心です。ビデオカメラよりも断然操作が楽であり、ついついいろいろな動画や写真を制作してしまうものです。最初の間は素人でも簡単に動画や写真が制作できる事自体に喜びを感じますが、何回か経験していくうちに、ワンランク上質なものを作りたいという欲求が出てくるはずです。
目的を意識して写真や動画を記録しましょう
テレビのCMなどは分かりやすい例ですが、高品質なコンテンツはコンセプトがはっきりしています。素人が漠然と記録した写真や動画は、コンセプトがぼやけています。長時間、特に目的もなく、録画した動画は冗長性が気になります。ワンランク上質な動画や写真を制作したい方は、先にコンセプトを考えましょう。一体何を撮影するか、どういった目的で記録するか、被写体は何をチョイスすべきか、もし鑑賞者がいるならどういった角度で制作すれば、評価してもらえるかなど、クリエーターの目線に立って、コンセプトを模索しましょう。
簡単な画コンテを制作するのもおすすめです
テレビCMやバラエティ番組などは、素人目線からみると非常に簡単に撮影している感じがします。それだけ自然体で映像コンテンツが出来ている証拠です。しかし、実際は真逆です。クリエーターが思慮に思慮を重ねて制作されたのが、プロの映像コンテンツです。また素人が趣味でする撮影とは違い、プロの場合、短時間の間に確実に良い成果を出さなければいけないため、プロクリエーターの大多数が事前に、画コンテを制作します。ぶっつけ本番でカメラを構えても、良いコンテンツは出来ません。画コンテで、先に被写体の撮り方やレイアウト、映像コンテンツの目的や演出などを考えておく、これがプロの動画制作のテクニックです。画コンテならいくらでもやり直しが出来ますし、考えながら別のアイデアを紙の上で試すことも出来ます。
ハイクオリティなコンテンツを目指すならリハーサルも大事です
数十年に一度しか見られない彗星の到来や富士山の初日の出など、本当に一度しか立ち会うことが出来ない絶景があります。こういった被写体を写真や動画で記録する場合は、とにかく感性を大事にして一瞬に勝負を賭けなければいけません。しかし、私達が日常的に記録する写真や動画はどちらかと言うと、もう少しカジュアルに撮影出来るはずです。ペットや子供、自然風景などの一般的な映像であれば、いくらでも自由に撮影することが出来ます。もし可能であれば、リハーサルをしてみましょう。テレビドラマや映画の現場でも、リハーサルはとても重要視されています。本番の前に、軽くどういった流れで動画を制作するか、実際に記録してみましょう。画コンテのストーリーを忠実に再現し、実際にiPhoneで記録したら、どういった仕上がりになるか、テストしてみるのが大事です。リハーサルをする事で、画コンテの問題点が浮かび上がってきたり、反対にコンテを切る時には思いつかなかった斬新な演出がひらめくこともあります。