花火を美しく撮影したいなら…Androidアプリを賢く利用!

Androidのスマホ・タブレット端末で花火の写真を撮影するための設定方法

夏と言えば花火大会です。日本各地の河川敷や湖、海岸などで、花火大会が開催されます。実は、手持ちのAndroid端末のカメラを利用して、花火の写真を撮影することができます。最近は携帯端末のカメラの品質が向上したので、薄暗い場所でも高解像度で美しい写真を撮影することが可能です。Android端末のカメラを利用して花火を美しく撮影する方法ですが、標準搭載されているカメラアプリを使用する際はISO値を低くして、100~110程度にします。暗闇の中で風景を撮影するためには、ISO値を高くした方が良いように思われるかもしれませんが、ISOの値を上げるとノイズが入って画面が荒れてしまいます。ISO値を低くすることで、雲や周囲の山や建物などが写ってしまうのを防止することができます。HDRモードやズーム機能についても、画像の解像度が落ちてしまうので使用しないようにします。遠くの花火を撮影する場合には、カメラの手ブレにも注意を払う必要があります。三脚などの器具で固定するか、手すりや欄干などの固定されている物に当ててカメラが動かないようにして撮影するようにします。そのため、撮影に適した場所選びも重要です。

Android端末で美しい花火の写真を撮影する方法

Android端末をセットしたら、最初に打ち上げられる数発の花火の画像を確認しながらカメラのピントを合わせるようにします。シャッターボタンを押すタイミングもコツがあるため、何度か試し撮りをして練習をする必要があります。手ブレ対策として、連写モードを利用することができます。標準搭載されているカメラアプリは、明るい場所で風景を撮影することができるように設計されています。そのため、暗闇の中で花火の写真撮影するのに不向きです。暗闇でも美しい写真を撮影するために、専用のカメラアプリをインストールして利用することができます。

Android端末のカメラを使用して美しい花火を撮影することができるカメラアプリの紹介

「夜撮カメラ」を利用すれば、暗闇の中でもAndroid端末を利用して美しい花火の写真を撮影することができます。「夜撮カメラ」はGoogle Playからダウンロードが可能です。無料版と有料版があり、無料版は写真のサイズが制限されます。「夜撮カメラ」は細かい設定が可能で、連写も可能です。暗闇でも高解像度の美しい写真を撮影するのに適しています。花火が美しく輝いている時間はほんの一瞬なので、シャッターボタンを押すタイミングを失敗する場合があります。このような場合には、「AfterShutter」というアプリが利用できます。「AfterShutter」は動画を撮影しておき、後から静止画を取り出すことでベストショットの写真を取り出すためのアプリです。このアプリは有料版(240円)のみで、Google Playからダウンロード可能です。連写モードや動画を撮影する場合には、ストレージの容量を確保する必要があります。必要に応じて、マイクロSDカードやGoogle ドライブを利用してデータを保管するようにします。

まとめ

明るい場所で風景を撮影するのは簡単ですが、暗闇の中で輝く花火を撮影する場合には高い技術を必要とします。カメラアプリのインストール・設定・ピント合わせ、シャッターのタイミングなどを練習する必要があります。早めに会場に到着して撮影場所を確保しておき、最初に打ち上げられる花火を撮影しながら、ピントを合わせやシャッターボタンを押すタイミングに慣れておくようにします。