逃げられる前に…野良猫の自然な姿を撮影する方法まとめ!

野良猫の自然な姿を撮影する利点

 野良猫は街中の公園などで見かけることがあり、一番身近な動物です。猫は鳥のように空に飛んで逃げることがありませんし、猫に警戒されなければノロノロ行動するのでゆっくり写真を撮影することができます。ブログや動画投稿サイトにアップする場合でも、自分で撮影した野良猫写真であれば肖像権や著作権を気にする必要がありません。飼い猫は警戒することがないので撮影しやすいのですが、飼い主やカメラを意識してカメラ目線になってしまいます。これに対して野良猫であれば自然に溶け込んだ猫の姿を撮影することができます。

tunesgo

野良猫の写真を撮影する際に必要な基本的な知識

 飼い猫であれば簡単に撮影することができますが、野良猫はカメラを向けると逃げてしまうので簡単に撮影させてもらえません。野良猫の自然な姿を撮影するためには、猫の習性を理解しておく必要があります。猫は基本的に警戒心が強い生き物ですが、強い好奇心も持っています。強い好奇心は長続きせずに、すぐに飽きてしまいます。猫は周囲の雰囲気から空気を読むことができるので、突然見慣れない人が来ると強く警戒します。初対面の野良猫にカメラを向けると、逃げてしまうか警戒してカメラを見つめるような写真になってしまいます。猫の自然な姿を撮影するためには、撮影者の姿を見ても一切気にせずに、普段通りの行動を取ってもらう必要があります。撮影者の近くでも警戒しないでいつも通りの行動を取ってもらうためには、時間をかけて少しずつ猫に近づくようにします。ネコ科の動物は目を合わせる行為は攻撃の合図であると解釈する習性があるため、絶対に目を合わせないように注意します。自宅で犬や猫を飼っている方であれば、無意識のうちに動物と目を合わせてしまう傾向があるので特に注意が必要です。警戒心を解くためには、距離を空けながら少しずつ風景に溶け込むように猫に近づくようにします。猫から遠ざかるような仕草を見せながら、少しずつ距離を縮めます。神経質な猫であれば、時間をかけて近づいても警戒心を解くことができずに逃げてしまう場合があります。このような猫は撮影を諦めなければなりません。野良猫の警戒心を解くために猫用のおやつや餌を利用する人がいます。野良猫に勝手にえさを与える行為は近所迷惑になったり、多くの猫が集まってきて猫同士の喧嘩が始まってしまう恐れがあります。餌をねだり続けたり、その場を立ち去ろうとしても阻止される場合もあります。このため、食べ物を使って野良猫に近づくべきではありません。猫警戒心を解くことができれば、撮影者に好奇心を持って近づいてくる場合があります。猫の方から近くに寄ってくれば撮影することができます。それでも普段通りの自然な姿を撮影するためには、猫に飽きられる必要があります。自然な姿を撮影するために必要な準備として、最初に猫の警戒心を解いてから好奇心を持ってもらい、撮影者に飽きてしまうのを待ちます。これらの段階を経た上で、野良猫の自然な姿を撮影することができるようになります。

tunesgo

スマホで野良猫の写真を撮影する方法

 基本的に猫は夜行性の動物です。夜中から明け方にかけての時間帯に活発に活動して、日中のほとんどの時間は寝て過ごします。昼間であれば昼寝の姿しか撮影することができません。スマホのカメラで活動する猫の写真を撮影するためには、早朝の時間を狙う必要があります。撮影をする際は必要以上に猫に近づきすぎないように注意します。撮影者の姿を見て不快に感じている猫の姿を撮影することになってしまい、自然の姿でなくなってしまいます。猫は人間の持ち物にも警戒心や好奇心を持つことがあります。そのため、撮影時はスマホだけを持つようにして他の荷物を持たないようにします。この点でスマホは小型で目立たないので、猫の写真を撮影するのに最適な機材です。模様がない黒猫や白猫は体の輪郭が出にくいので、日陰で撮影することができます。

まとめ

警戒心が強い野良猫の自然な姿を撮影するためには、猫の警戒を解くための準備を必要とします。猫の習性を理解して、長い時間をかけて猫と馴染むようにしましょう。