「囚われのパルマ」は、カプコンが配信している女性向けのゲームアプリ。無料でプレイできるプロローグと全6話で構成されているエピソード課金制の恋愛アドベンチャーです。エピソード以外にも課金要素があり、ゲームアプリとしては価格設定がやや高い印象を受けます。しかしそれ以上に「囚われのパルマ」は、プレイヤーの心を掴んで離さないゲームアプリとして話題です。その魅力は、どんなところにあるのでしょうか。今回は、ハルト編を例にご紹介していきます。
「囚われのパルマ」は、孤島で収容所生活を送っている謎の青年「ハルト」と、ガラス越しの面会やメッセージでのやり取りを通じてコミュニケーションしながら、青年の謎を解き明かしていく恋愛アドベンチャーです。主人公以外の人物と会話をすることで、さまざまなアイテムと共に「話題」を手に入れることができます。手に入れた話題は、ハルトとのコミュニケーションに使います。特別な話題を手に入れると、ハルトと「面会」ができるようになります。面会では、スマートフォンの画面を面会室のガラスに見立て、ガラス越しのコミュニケーションが展開されます。途中、主人公からガラスを触ったり叩いたりできる場面もあり、ハルトの反応に注目したいところです。エンディングは3種類。面会での会話、メッセージのやり取りでどんな受け答えをしたかで分岐していきます。
「囚われのパルマ」ではエンディングが3種類用意されていますが、グッドエンドやバッドエンドのような概念がありません。通常の乙女ゲームでよくある、好感度や親愛度などのパラメータが存在しないのです。ハルトとどんなコミュニケーションをするかは、完全にプレイヤー次第。エンディング以外にもちょっとしたストーリー分岐がありますが、こちらも、ハルトとプレイヤーのコミュニケーション内容によって変わってきます。リアルな恋愛体験ができるのが、「囚われのパルマ」の魅力です。
「囚われのパルマ」は、実は男性からも人気があります。恋愛アドベンチャーでありながら、物語はミステリー色が濃い、読み応えのあるストーリーとなっています。ひとつのエピソードが終わるごとに、次のエピソードの予告編のような映像が流れ、まるで海外ドラマを見ているような気分にさせられるのも、男性プレイヤーからの人気に繋がっているのかもしれません。
「囚われのパルマ」はエピソード課金制で、各話360円となっていますが、実はエピソード以外にも課金要素があります。そのひとつが「面会延長」。本編の展開にはまったく影響しませんが、面会が終わる直前にハルトが見せる寂しそうな表情に、思わず「面会延長」してしまうというプレイヤーが後を絶ちません。「面会延長」では、本編とは少し異なるコミカルなストーリーが展開されることもあり、ハルトの意外な素顔を垣間見ることができるのも魅力です。また、ハルトと電話をしているかのような気分になれる「テレフォンイベント」も人気です。声が聞きたい、残業中にやる気が出ない、甘えたいなど、メニューも豊富に揃っています。基本的には面会でしか聞けないハルトの声を堪能できる、貴重なコンテンツです。
ハルト編に続いて配信されたアオイ編。アオイは、ハルトとはまた異なった魅力を持つ青年です。アオイは、とある事件への関与を疑われて孤島に幽閉されていますが、プレイヤーはその事件の関係者として、アオイの秘密を探っていくことになります。ハルト編に比べてやや恋愛色が強く、先の読めないドラマチックな展開が魅力的なストーリーになっています。ハルトとアオイ、異なる二人の青年とリアルな恋愛体験ができる「囚われのパルマ」。プロローグは無料ですので、ぜひ一度プレイしてみてはいかがでしょうか。
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Jan 31,2018 20:13 pm 編集者 小池由貴 カテゴリー iPhone人気アプリ
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