スマートフォン向けのゲームアプリが広まったことにより、以前よりも手軽にゲームが楽しめるようになってきました。パズルゲームをはじめ、RPGやシューティングゲーム、アクションゲームなど様々な種類がありますが、一風変わったゲームアプリ「おでん屋人情物語」をご存知でしょうか。こちらのゲームは、意外にも奥が深いと話題になり、夢中になってしまう方が続出しています。そこで今回は、「おでん屋人情物語」のアプリについてレビューを交えてご紹介します。
「おでん屋人情物語」は、ジャンルとしてはいわゆる放置ゲームで、ゲームのメインとなるのは、屋台を訪れるお客さんたちがこぼしていく愚痴を聞くことです。プレイヤーが愚痴を聞いているうちに、お客さんが気分良くなってくると、徐々に深い話を打ち明けられるようになります。最初のうちは、仕事についての愚痴や家族への愚痴を話すお客さんが多いですが、繰り返しじっくり愚痴を聞いていると、お客さんが常連になり、やがて虚勢も意地も抜けていったお客さんから本音が聞けるようになります。ここに、「おでん屋人情物語」をプレイする面白さがあります。もちろん、単に愚痴を聞くだけなら、上司への不満や仕事に対する不満を聞いて終わってしまいますが、愚痴を聞いていると少しずつ見えてくる、そのお客さんの人柄や、意外な人間関係に面白みを感じてハマってしまう人が多くなっています。単なる放置ゲームでは決してなく、深い人間ドラマを見ているような気持ちになる点が、今回ご紹介する「おでん屋人情物語」の大きな魅力と言えるでしょう。
「おでん屋人情物語」では、プレイヤーがおでんの屋台の店主に変わって屋台を切り盛りしていきます。屋台に訪れるお客さんたちのフキダシをタップし、愚痴を消していきましょう。おでんの売り上げは、吹き出しを消す数で増えていきます。このアプリを紹介されてプレイを始めた当初は、序盤は面白みをさほど感じないかもしれません。それでも、そこで止めずに少しそのままプレイを続けていると、おでん屋を訪れる人たちのドラマが徐々に明らかになっていき、いつの間にかこのアプリの世界観にのめりこんでいきます。また、このゲームのサブタイトルは「今宵 キセキの起きる店」です。プレイしていると、ある時点でそれまで分からなかったことが判明して腑に落ちたり、今後の展開が気になる不思議な話なども登場してきます。「おでん屋人情物語」には、サブタイトルが示しているように沢山の奇跡がプレイヤーを待っています。「暇な時に何かゲームをして時間をつぶしたい」と考えている方には、おすすめの作品です。
「おでん屋人情物語」のレビューですが、プレイするとこのゲームが意外にも奥が深いゲームだと気づきます。基本的には物語を重視した放置系ゲームであるものの、おでんの屋台をプレイヤーが切り盛りするという経営シミュレーション的な要素も含まれています。おでんの補充を行ったり、印象が強いお客さんと会話した内容を残したり、プレイヤーは店主としての仕事をこなしながらお客さんとの会話を進めているうちに、屋台の店主になったかのような気分を味わえます。お客さんと仲良くなることで、上司も部下もお互いに不満を抱いていることが分かったり、店主自身の素性に関しても物語を進めるうちに明らかにされていくのが、このゲームの醍醐味。人情味溢れるエピソードに、思わず涙腺がゆるんでしまう場面も。ノスタルジックなBGMも、この作品を盛り上げる魅力的な要素です。
「おでん屋人情物語」をご紹介しましたが、いかがでしたか。どこか懐かしい雰囲気の空気感を感じられるこのゲームは、リラックスしながらゲームを楽しみたい方に最適です。深い話に、ほろっと泣けてしまうようなシーンも用意されていますので、興味がある方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。
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Jan 31,2018 20:25 pm 編集者 小池由貴 カテゴリー iPhone人気アプリ
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