各種スマホを使用されている方の多くは、PCにてスマホ内のデータの管理を行っている様です。その為にはPC、スマホ間でのデータの転送などが可能なデータ管理ソフトが必要となります。そこで今回は、このようなデータ管理ソフトの中でも比較的知名度の高い「tunesgo」、「anytrans」、「copytrans」について、それぞれの性能を比較していきたいと思います。
まずはtunesgoについて、その特徴を見ていきましょう。tunesgoは数々のソフトを開発、販売しているWondershare社のソフトです。その機能として挙げられるのは、主なものはスマホとPC間での写真、音楽、動画、連絡先、アプリ等のデータの転送、バックアップ等です。このような機能が搭載されたソフトはいまや数多く存在しますが、「tunesgo」が優れている点は、通常認識しない「macとAndroid」と言った組み合わせでのデータ管理が可能な点や、Android端末のRoot化、或いは通常iPhoneで再生できないflv形式の動画を自動でiPhoneにて再生できる形式に変換してくれる等の副次的な機能が大変充実していると言う点です。また、ソフトそのものが総じて軽く、スムーズなデータ移行等が出来る点も高い評価を得ている様です。有料ではありますが、フリーソフトにはない各種機能の充実ぶりを見れば、コストパフォーマンスという面においても非常に優れたソフトと言えるでしょう。長期的なデータ管理に活用したいスマホユーザーには強くおすすめしたいソフトです。
続いてはanytransについてです。anytransは中国のiMobie社がリリースしたソフトです。管理できるデータは、写真、音楽、動画、連絡先、アプリ等と、tunesgoとの大きな違いは見当たりません。操作性の高い見やすい画面等が好評を博しているようです。しかしながら、Windows版とmac版が販売されている上、Androidに対応していない為、この点においてはtunesgoより劣ると言わざるを得ません。こちらもまた一概には言えませんが動作が重いと言った声も多く、この点においても決して高い評価はされていないのが現状です。無料お試し期間があるものの、それ以降は有料である為、ダウンロードする際には熟考する必要があると言えそうです。
最後に紹介するのはcopytransです。こちらのソフトはスイスの会社WindSolutions社の製品です。こちらのソフトは基本的にiPhone、iPadとPC間のデータ管理のみに特化しています。よって、こちらもまたAndroidには対応していません。管理が出来るデータも音楽、動画と言ったiTunes上のデータに限られており、機能の充実面においては他の2つのソフトに大きく引けを取っていると言わざるを得ません。動作が比較的軽い点や、無料で入手できる点等のメリットもありますが、長期的な使用にも向いておらず、他の2つのソフトと比べると、あまりおすすめできるソフトとは言えません。
簡単ですが以上のソフトをご紹介してみましたが、いかがだったでしょうか。今回は「tunesgo」、「anytrans」、「copytrans」と言う3つのソフトを比較してみました。ソフトとしての方向性に若干の違いはあるものの、機能面の充実から、「tunesgo」がこの中では最もおすすめできるソフトと言えそうです。若干値の張るソフトではありますが、基本的にスマホは長期的に使用する物ですから、データ管理のソフトもそれに相応しい物を選ぶ必要があるのではないでしょうか。今回紹介した内容をソフト選びの際の参考にして頂ければ幸いです。
関連記事:音楽をiTunesからをAndroidスマホに転送する方法
Feb 03,2018 18:17 pm 編集者 小池由貴 カテゴリー iPhone人気アプリ
フォロー@Wondershare_jp