iTunesはアップル社がリリースしているソフトウェアですが、Windowsのパソコンで使っている人も多いでしょう。手持ちの音楽CDから曲をインポートできる機能が備わっていて、簡単にパソコンで音楽を聴くことができます。楽曲をダウンロード購入することが出来る点もiTunesの魅力のうちの1つです。しかし、iTunesを使っていて不具合が生じてしまうというケースも稀に見られます。そのようなときにどう対処するのが適切なのか知っておくと、iTunesをより快適に使えるようになります。
よく見られる不具合としては、アップデートが上手く完了しないということが挙げられます。頻繁にアップデートが行われていますが、今まで上手く行っていた人でも、たまたまフリーズしたようになって進まなくなるケースが多いです。その場合には、いったんアップデートを中断してみましょう。そして再びアップデートをやってみると、スムーズに完了することがよくあります。このやり方で試してみても上手く行かなかった場合には、ネットの回線が正常に接続されているかどうかチェックしてみましょう。回線の接続が不安定であったり、切断されていることが多いです。外出先でモバイル回線などを利用している場合には、自宅の固定回線に繋いでいるときにアップデートするのがいいでしょう。
再生リストを使って曲を管理できるのがiTunesの大きな魅力ですが、再生リストに載っている曲名をクリックすると、ファイルが見つからない旨の表示が出て来る不具合があります。音楽ファイルの保存場所を変更した場合によくある現象です。保存場所を参照してみると、以前に音楽ファイルの保存していた場所だということに気が付くでしょう。これを直すためには、いったん再生リストから曲を削除して、移動先の曲を再び再生リストに登録する必要があります。
また、再生リストに載っている曲のファイルの保存場所を移動してから、移動先の音楽ファイルをダブルクリックしてiTunesを起動させた場合、曲名が重複してしまう不具合もよく見られます。再生リストの方では、移動前の曲と移動後の曲を別々に認識しているような状態です。しかし、移動前に保存場所には既にファイルはありません。そのため、移動前の方をリストから削除する必要があります。どちらが移動前かどうか分からなくなってしまった場合は、プロパティから保存場所を見てみるといいです。また、アルバムなどをインポートしていると、アルバムの曲がそれぞれ別々の曲として認識され、ファイルも別々に存在するため、同じ曲が複数表示されることがあります。この場合には元になるファイルが複数あるため、特に問題ありません。
そして、ライブラリーの再生リストから曲が消えてしまうという不具合も稀に起きることがあります。iCloudライブラリーを再び読み込ませてみると、消えてしまったライブラリーが復活することが多いです。他にiTunesフォルダのファイル名を変更することでも、直すことができます。
そして、曲が途中で中断してしまうトラブルもたまに発生します。保存されている音楽ファイルが正常かどうかを見てみましょう。CDからインポートした場合に、途中でインポート作業が止まっていることが稀にあります。その場合には音楽ファイルも途中までしか保存されません。該当する曲をいったん削除してから再びCDからインポートしてみましょう。
このようにiTunesは便利なソフトですが、使い方によっては不具合に見舞われてしまうこともあります。対処方法を知っていれば、簡単に直せる不具合が多いため、不具合を発見した場合には慌てずに試してみることが大切です。
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Jun 05,2017 19:02 pm 編集者 小池由貴 カテゴリー iTunes関連
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