iMessageとはiPhone、iPad、iPod touchでメッセージが送受信できるアプリです。メッセージアプリと言えばほとんどの人はスマートフォンに事前にインストールされているSMS/MMSアプリの事だと思いますが、iMessageはSMS/MMSとは違います。アプリのデザインは少し似ていますが、基本的にSMS/MMSはチャット画面の吹き出しの色が緑色で、iMessageは青色です。SMS/MMSは携帯番号やメールアドレスなどを使い、有料で(一通約3円)メッセージを送ることができる物です。それに対して、iMessageはインターネットに接続することで、登録している相手に無料でメッセージを送ることができます。このため、携帯電話がインターネットにつながっているなら、iMessageを利用する方が経済的です。
iMessageはiOSに対応しており、iTunesやApp Storeでダウンロードする必要があります。このアプリは無料でインストールできます。iMessageは常にアップデートされており、便利で楽しい機能が色々あります。アプリの使用を開始するためにはログインが必要です。スマートフォンの設定でMessageの欄を押し、アプリをオンにし、Apple IDでログインします。基本的にiMessageではテキストにエフェクトを使って送信することができます。エフェクトとは特殊な効果の事です。アプリ内では相手に送りたいことを送信欄に打ち込んだ後、テキスト欄の右側の青い矢印を長押しし、「吹き出し」を選択すると自分の好みのエフェクトが選べます。エフェクトはスラム、ラウド、ジェントル、見えないインクの4種類あります。エフェクト欄を長押しすると、相手に送る前にみることができます。
また、テキスト自体だけでなく、背景にも特殊な効果を施すこともできます。エフェクトを使う手順は前と同じで、矢印を長押しします。今度は「スクリーン」を押すと背景のエフェクトが選べます。背景はバルーン、紙吹雪、花火、ビーム、そして流れ星の5つがあります。このほかにも、相手のメッセージに対して個別にリアクションすることができます。色々な表情の顔の中から送りたい物を選び、アイコンを長押しするだけでメッセージの下にそれが現れます。アプリ内では自分の手書きやGIFアニメーションなども送れます。スマートフォンの画面を横向きにすると、手書きメッセージが書けるエリアが現れます。そこに書き込み、「完了」を押すと相手に送られます。GIFアニメーションの場合はメニューアイコンからイメージを選び、キーワードを打ち込むとGIFアニメーションが表示されます。ここから送りたいものが選べます。
このように面白いものやロマンチックな雰囲気を出すものもあるので、相手に自分の気持ちを表現することができます。また、このアプリにはスタンプ機能がついています。スタンプはアプリから+アイコンを押し、App Storeに移動し、ダウンロードする事が可能です。スタンプはLINEの要領とほぼ一緒で、インストール後はLINE同様、メッセージの様にタップして送ります。iMessageは多くの無料スタンプを定期的に配布しています。iMessageはFacebook(フェイスブック)ともつながっているので、フェイスブックのアカウントでアプリにログインすることもできます。そうするとフェイスブック内で友達とメッセージのやり取りを行うことができ、iMessageにメッセージが来ると、フェイスブックにも通知が来ます。フェイスブックを使っている人のほとんどがこのアプリを使用しています。フェイスブックのiMessage内では設定から相手にニックネームを付けたり、二人の会話画面の色を変更したりすることもできます。
iMessageは色々な表現のしかたを楽しむことができ、相手との会話をより楽しくしてくれます。しかし、このアプリの機能はこれだけではありません。最近はiMessageに対応したアプリが多く増えてきています。UBrushというアプリでは自分のお絵かきを楽しむことができ、そこで書いた絵を相手に送ったりすることもできます。iMessageは無料で使え、紹介した機能以外にも色々な物がありますので、チャットを盛り上げてくれます。
May 31,2017 19:26 pm 編集者 小池由貴 カテゴリー iPhone・iPod・iPad情報
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