スマートフォン向けに開発されたOSの中で特にシェアの高いものにiOSとAndroidの二つがあります。前者はApple社、後者はGoogle社の開発したOSとして知られていますが、日本国内について見てみると両者のシェアは、ややiPhoneの方が高い傾向にあります。しかし、多くの人が使っているからといってiPhoneのほうがずっとすぐれているのでしょうか。決してそんなことはありません。ではAndroidに乗り換えるメリットについて考えてみたいと思います。
Androidの利点は様々ですが、その中でも分かりやすいのはやはり世界的なシェアの高さかあるでしょう。国内では前述のような比率ですが、世界的に見ればiPhoneをはるかに上回るシェアを誇るため、世界標準に対応できます。さらにGoogleの開発するOSであるため、Googleの最新テクノロジーを手軽に、かつ真っ先に体験できます。この点は流行に乗り遅れないということ、そしてつねに利便性の向上を求めるうえで重要なポイントになります。そして日本の携帯会社の料金事情も深く関係してきます。iPhone向けの料金プランは高額な反面、Android向けプランは安価な場合が多く、月額利用料が数千円下がる場合も珍しくありません。しかし、iPhoneから乗り換えるメリットはこうした表面的なものだけにはとどまりません。やはり日本人全体がiPhoneばかりということにつまらなさを感じる人にとって、メーカーごとに風合いの違うAndroidは優れた選択肢となりえるのです。移行もそう手間取らず、NFCなど独自の機能もあるため魅力は十分といえるでしょう。
では実際に乗り換えてみるとどのような変化があるのでしょうか。乗り換えるうえで最も心配されうることはアプリが引き継げるかどうかです。SNSなどが引き続き利用できないようでは、あまりにも不便で他の人にも迷惑がかかります。しかし、この点は心配ありません。有名アプリのほとんどがAndroid向けにも配信されているため、アプリに記載された手順に従えば今までと変わりなく使いつづけられます。また、少し前の端末の性能はタッチの感度も悪い粗悪なものも見受けられたようです。そのイメージから警戒しているという人もいるかもしれませんが、実際に乗り換えてみれば今ではそのようなことはないとわかるでしょう。昔に比べてメーカの技術が向上し、不具合も少なくなってきました。そして機能面で最も大きな違いは、Androidには、iPhoneにない「戻る」ボタンがあることです。このボタンはありとあらゆるアプリで使えるため、予想以上の働きをしてくれます。また独自の開発によって高められたiPhoneの使いやすさですが、Androidの場合はカスタマイズ性を高くすることで高い利便性を確保できるようになっているため、十分対抗できるようになっています。
そしてAndroidの魅力はこれだけにとどまりません。電池の持ちと充電の速さは、平日の日中外でずっと活動していなければならない現代人にとって必要不可欠なものです。Androidの端末の多くは急速充電に対応しているため、iPhoneと比較すると速い速度で充電が完了できることが多いです。また、電池の持ちも各メーカーの努力とOSの節電機能などにより、電池もちがネックとなるiPhoneと対照的に大きな強みとなっています。
このようにAndroidにはGoogleの技術力、カスタマイズ性や独自の機能による利便性、ハード面の強みなどiPhoneに対抗できる良さがたくさんあります。iPhoneに不満があったり、これらの利点の内の何かに魅力を感じたのであれば、乗り換えを検討してみるといいのではないでしょうか。
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Jul 13,2017 14:18 pm 編集者 小池由貴 カテゴリー Android最新情報
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