最近のiPhoneは、一括0円で購入する機会もなくなり、高価な代物となってしまいました。そのスクリーンに傷が付くと本当に悲しくなると思いますが、iPhoneは専用のスクリーンを保護する商品も充実しています。スクリーンを保護する方法としては、スクリーンにフィルムなどを貼ることが有名ですが、その商品には、フィルムタイプと強化ガラスタイプがあります。
まず、フィルムタイプとは、ペットボトルの原料として使われているPET を素材に使ったものが多く、シリコン層でiPhone本体と密着させるものがほとんどです。この素材の特徴は、柔軟に曲がり、柔らかく、極限まで薄くすることができることです。そのため、その他のiPhoneケースとの相性も良く、端がケースに引っかかり剥がれたり、フィルムの厚さが邪魔をしてケースが装着できないということもほとんどありません。その特徴を生かして曲面した最新のiPhoneにおいてもスクリーン全体をギリギリまで保護できる商品が多い特徴があります。そのうえ、スクリーンに合わせてフィルムの大きさをカットする商品もあるなど加工がしやすい特徴もあります。さらに、フィルム表面がサラサラとしたものが多く、指の滑りが良いものが多いことでも知られています。しかし、スクリーンに貼る際は、気泡が入りやすい欠点があり、少しのコツが必要かもしれません。また、長年使っていると表面硬度が低いものも多いため、フィルム表面の傷が目立ってきたり、素材上変色することや端から剥がれてくることもあります。価格的には、強化ガラスタイプに比べると安いものが多いため、その分気軽に貼り替えることができます。
次に強化ガラスタイプのiPhoneのスクリーンを保護するものについては、一般的にフィルムタイプに比べて厚みが増す傾向があります。しかし、最近は技術が進み、最薄製品では0.1ミリの厚さのものまで販売されています。強化ガラスといっても製品によって表面硬度には違いがありますが、一般的にフィルムタイプよりも硬く、傷が付きにくい特徴があります。そのうえ、表面はツルツルしており透明度は99パーセント以上のものまで販売されています。そのため、貼った時の綺麗さをとるなら断然こちらの方がお勧めです。ただし、価格的にはフィルムタイプに比べると高めで、より硬度を高めた性能の良いものなどは1枚あたり数千円程度以上するものも珍しくありません。しかし、貼る際の簡単さについては、気泡が入りにくく、1度上手にスクリーンに貼れば、剥がれにくい特徴もあるため、長く綺麗に使いたい方はこちらの方が良いかもしれません。ただし、落下させた場合などの本体の耐衝撃性には、フィルム素材のものと違い、強化ガラス自体が割れることがあります。
最後にiPhoneのスクリーンを保護する商品は、フィルムタイプと強化ガラスタイプで一長一短の部分があります。透明度、貼りやすい、硬度を優先する場合には、強化ガラスタイプになりますし、価格を含めた手軽さ、薄さ、手触りのサラサラ感を重視するのであれば、フィルムタイプになります。どちらの場合もスクリーンを保護してくれますが、スクリーンギリギリまで保護できる商品は、柔軟性のあるフィルムタイプのものが多く、強化ガラスタイプの場合には、最低でも周囲数ミリほど保護できるエリアが少なくなる傾向があります。しかし、最近では、その垣根を超えてフィルムタイプでも表面硬度を高めたものや強化ガラスタイプでもスクリーンギリギリまで保護できるものもあります。さらにブルーライトカット機能を持ったものなど多機能なiPhoneのスクリーン保護商品が続々と販売されてきています。是非1度大切なiPhoneのスクリーンを傷つける前に購入を検討してみてはいかがでしょうか。
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Jun 26,2017 19:39 pm 編集者 小池由貴 カテゴリー iPhone・iPod・iPad情報
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