大手三大携帯キャリアがいずれも取り扱いを行っており、日本で最も人気のあるスマートフォン端末の一つがSONYのXperiaシリーズとなります。Xperiaシリーズはアンドロイドスマートフォンとしては珍しく、端末のアップグレードサポートが充実していて、特にXperia z5についてはAndroid7.0へのバージョンアップにも対応するようになりました。しかしながら、アップグレードによって新しいAndroid OSへと移行した場合、端末によっては度々不具合が生じることがあるのですが、果たしてXperia z5はどうなのでしょうか。Xperia z5をAndroid7.0へとアップグレードするメリットとデメリットについて、詳しくみていきましょう。
まずはデメリットについて紹介していきます。Xperia z5をAndroid7.0にアップグレードしたことによって報告されている不具合としては、バッテリーの消費が異様にはやくなってしまった、電話帳アプリがクラッシュしてしまった、システムUI調整ツールにバグが生じた(データがリセットされた)、等が挙げられます。それぞれの問題についてより詳しくみていきましょう。まずバッテリー消費の不具合についてですが、これはどんなスマートフォン端末でも最新のOSにアップデートすると生じる最もメジャーな不具合の一つであり、Xperia z5だけに限った問題ではありません。しかし一部のユーザーの端末では異様にバッテリーが減ってしまうという問題が起きているので、もしも問題が生じた際には、ストレージの空き容量を増やしたり、バッテリー節電アプリを利用するなどの対策が必要となります。なお、電話帳アプリのクラッシュについては、アップデートの直前にバックアップデータをとっておくことで、回避が可能となりますし、システムUI調整ツールのバグについても、リセットされてしまった設定を修正することで、問題は解説できます。
続いては、メリットについて紹介していきます。具体的なメリットとしては、Android7.0にすることで、動作が軽快になること、そして指紋認証センサーの反応が劇的に良くなることが挙げられます。Android7.0は動作が軽いということがウリの一つとなっているわけですが、Xperia z5は特にその恩恵を受けている端末の一つであり、アップグレードしたことによって以前のOSに比べて、動作がスムーズになったという報告は数多く挙がっています。また、Xperia z5の主要なセキュリティー機能の一つである、指紋認証機能も反応速度が向上し、指紋認証の速度が劇的に良くなって、使いやすくなったという報告も非常に多く見られるのです。もともと反応の良さ・動作の軽快さに定評のあるXperia z5ですが、Android7.0にアップグレードすることで、さらに快適で使いやすい端末に進化する、と言っても過言ではないでしょう。
Xperia z5をAndroid7.0にアップグレードしたユーザーの声を聞いてみますと、バッテリーの不具合や細かなバグなど、幾つかの問題点も指摘されていますが、概ね「アップグレードをして良かった」という結論を導き出すことができます。特にドコモ版・au版のXperia z5は海外版のファームウェアとは異なり、最近のセキュリティーパッチを含んだ、国内専用機の最新ファームウェアが配布されているということもあって、特にユーザーの満足度は高くなっています。データのバックアップをしっかりとってアップグレードをすることで、Xperia z5がよりよりスマートフォンになる可能性が高い、と結論づけて差し支えはないでしょう。
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Jun 29,2017 20:45 pm 編集者 小池由貴 カテゴリー Androidデータ管理
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