近年スマホのカメラはかなり進化しており、以前よりも美しく写真が撮れるようになっています。最近人気を集めているのがデュアルレンズやダブルレンズと呼ばれている2つのカメラを2つ搭載したタイプです。
Appleの場合、広角レンズと望遠レンズの2つを搭載しています。広角レンズはiPhone 7にも搭載されていましたが、それとは別に望遠レンズを搭載し、これは広角レンズの2倍倍率を持ち、この2つによってズームしたときの画質をアップすることに成功しました。2つのレンズの切り替えはOSが自動で行いますが、身近にある物を寄って撮るときに微調整が必要となります。2種類のカメラを利用し、ポートレートモードなどユニークな機能があります。
HUAWEIは中国のスマホメーカーで、P9はデュアルレンズを搭載している機種として有名です。HUAWEI P9はカラー撮影とモノクロのみ撮影可能な2種類のセンサーを搭載しており、写真を合成することによって美しい写真に仕上げることができます。レンズには、カメラの老舗メーカーであるLeica(ライカ)と開発したものを搭載しています。 写真を撮影した後にもう一度フォーカスすることができるリフォーカス機能が備えられています。
Huawei Mate 9はファブレットシリーズの新しいタイプで、HUAWEI P9と同じくカラーとモノクロによる2種類のデュアルレンズを搭載していて、HUAWEI P9と同じくようにライカのレンズを搭載し美しく撮ることが可能です。デジタルズームですが、きれいに撮影することができる2倍ハイブリッドズーム機能を搭載しています。デュアルレンズはHUAWEI P9から進化し、第2世代のライカのレンズが使われています。
LG V20 Pro L-01J/LG isai Beat LGV34は、iPhone 7 PlusやP9とは違って135度の広角レンズと標準レンズでのデュアルレンズタイプです。広角レンズで広く撮ることができたり、画質に関しても申し分なく、風景写真などを撮りたい人には最適かもしれません。集合写真などに利用すると便利でしょう。
HTC J Butterfly HTL23/HTC J Butterfly HTV31は、2つのメインカメラが搭載されており、実際撮影するのは1つで、もう片方のカメラは被写体の深度を計測するような専用のセンサーになっています。ボケのあるような写真を撮影したり、撮影した後にフォーカス調節可能なリフォーカス機能などが搭載されています。
Xiaomi Redmi Proは、海外スマホメーカーXiaomiが販売するミドルレンジファブレットです。HTCと同じで、1つのカメラは1300万画素で、もう1つのカメラを使って被写体の深度を計測することが可能です。同じようにボケのある写真を撮れたり、撮影した後にフォーカスを調節できるようなリフォーカス機能があります。
Xiaomi Mi 5S Plusはフラッグシップシリーズのファブレットで、カラーとモノクロのデュアルレンズを搭載しており、Huawei P9などとよく似ていますが、リフォーカス機能などはありません。あまりボケのある写真を撮ることはできませんが、カラーセンサーを利用することによって、モノクロセンサーで写真の色の濃淡を合成したり、色合いを補正することが可能です。より鮮やかな写真を撮ることができるでしょう。
従来のスマホカメラは1つのカメラを使って画素数をアップさせていくのが中心でしたが、今後デュアルカメラを搭載したスマホの発展が期待されます。
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Jun 28,2017 17:50 pm 編集者 小池由貴 カテゴリー Android情報
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