2016年秋に発売されたiPhone7とさらにその1年前に発売されたiPhone6Sどちらを購入しても、最新OSを利用できるため、少しでも新しい機種を購入するべきかそれとも旧式で間に合わせるか迷う方も多いかもしれません。そこで、この2機種を比較すると代表的なものとして5つ程の違いがあります。
まず1つ目の比較は、イヤホンジャックの有無についてです。iPhone6Sとは違い、iPhone7にはイヤホンジャックがありません。そのため、iPhone7では、充電ケーブルの差込口に適合するイヤホンを使用するか、今までのものを利用する場合には、変換ジャックが必要になります。なお、iPhone7を購入した時にこの規格のイヤホンと変換ジャックは同封されています。ただし、他のスマートフォンユーザーなどとイヤホンを貸し借りをしようとしてもこのケーブルを持っていることは少なく、街中でも小さな電気店では手に入りません。
さらに、iPhone7では充電とイヤホンの同時使用もできません。そのため、充電をしながらイヤホンを利用するためには、Bluetooth規格に対応したイヤホンの購入や分配するジャックの追加購入が必要になります。しかし、Bluetoothイヤホンを利用する際の注意点としては、若干音の遅延が発生するため、音の遅れが許されない音楽ゲームを遊ぶ場合には、対応できるか調べてから購入する必要があります。そのため、通常のイヤホンで音楽などを聴く頻度が高い方は、最初からイヤホンジャックのあるiPhone6Sを選択する方が良いかもしれません。
2つ目は、内蔵されているスピーカーの違いについてです。iPhone6Sはモノラルスピーカーですが、iPhone7はステレオスピーカーが内蔵されています。そのため、映画などをより手軽に迫力のある音声で楽しみたい方は、iPhone7を選択する方が良いこととなります。さらに、スピーカーが2つ搭載されているため、音量もよりも大きく再生できる特徴があります。
3つ目は、非接触型IC決済のチップが内蔵されているかどうかについてです。iPhone7には、iPhone6Sとは違いこのチップが内蔵されています。そのため、鉄道のICカードと連携して利用することやその他様々なサービスも利用することができます。例えば、お財布や電子チケット代わりに利用することもより簡単にできます。そのため、このチップを利用した電子決済などを存分に利用されたい方は、iPhone7の方が良いこととなります。
4つ目は、カメラの画質についての比較です。iPhone7は2100万画素で光学式手ぶれ補正機能が搭載されているのに対して、iPhone6Sは1200万画素でデジタル式手ぶれ補正です。一般的に比較すると画像数に2倍程度の違いがあり、手ぶれ補正方式もデジタル式よりも光学式の方が高性能であるため、より綺麗に撮影して保存したい方や大きく引き伸ばして印刷する機会が多い方は、iPhone7の方がおすすめということになります。なお、一般的に綺麗にプリントできる目安は、A3サイズで2400万画素と言われています。
5つ目は、価格についての比較です。1番グレードの低いSIMフリーモデルで比較をするとiPhone6SはiPhone7よりも1万円程安くから購入することができます。さらに、携帯電話会社で契約する際に旧端末を下取りに出すとiPhone6Sは一括0円で購入できる場所もあるなど価格面では安い傾向です。そのため、価格比較では、iPhone6Sに軍配が上がりそうです。
最後に、iPhone7はiPhone6Sの後継機だけあって、防水面や性能面など強化されています。イヤホンジャックや価格面で問題のない方は、新しいiPhone7を選択した方が良いのではないでしょうか。ただし、iPhone6Sの性能でも十分使うことはできます。そのため、使い勝手に応じて検討することもおすすめします。
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Jul 21,2017 10:48 am 編集者 小池由貴 カテゴリー iPhone活用
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