最も簡単にXperiaのバッテリーを長持ちさせるには、画面の明るさを下げる方法が最適です。画面の上から下方向にスワイプすることで画面の明るさ調整が可能です。表示されるツマミを左右に調整することで画面を明るくしたり暗くすることが出来ます。この方法では状況に合わせて臨機応変にXperiaのバッテリーを長持ちさせられます。
画面の明るさ調整と同じような方法には、画面の表示時間を短縮させる方法があります。画面の表示時間を短縮するには設定を開いて画面設定から「スリープ」の項目をタップします。すると15秒から30分までの時間が一覧で表示されるため、好きな時間をタップします。この設定は短い方がバッテリーが長持ちして、30分等に設定するとバッテリーの消費が多くなります。Xperiaの電源を付けたままで放置しがちでも、スリープまでの時間を短く設定することでバッテリーの無駄遣いを防ぐことが可能です。
画面の表示に関する設定を変更するだけでもバッテリーの使用料を大幅に下げることが出来ます。Xperiaには高画質モードと呼ばれる機能があり、この機能を有効にしておくと画面の表示は綺麗で滑らかになりますが、多めにバッテリーを消費します。この機能は画面設定の画面からオフに変更できます。
ライブ壁紙もバッテリーを消費する原因になります。通常の画像だけの壁紙と比べるとアニメーションがある為、少量ではありますがバッテリーを消費してしまいます。壁紙の設定画面から静止画などに設定することでバッテリー消費量が少なくなります。
すぐに行える方法として使わないアプリの終了があります。Xperiaでは同時に複数のアプリを開くことが出来て、複数開いたアプリは実際に表示していなくても裏側で動作しています。開いているアプリが複数になると発熱が多くなり、必要なバッテリーの量も多くなります。Xperiaの場合にはホームボタンを長押しすることでアプリ一覧が表示され、それぞれのアプリ左右のどちらかにスワイプすることで終了できます。しかしアプリの一覧に表示されないアプリが裏側で動いている可能性があります。この様なアプリを常駐アプリと呼びます。常駐アプリは設定の「アプリ」の項目から確認することが出来ます。アプリの項目を選択して画面上部の「実行中」のタブをタップすることで、現在実行中のアプリをすべて表示させられます。利用していないアプリを探して選択してから「停止」ボタンをタップするとアプリを終了できます。ただし中にはXperiaの動作に最低限必要なアプリもある為、良く確認してから作業を行う必要があります。
Xperiaの音に関する設定を見直すことでも効果が現れます。設定の「音と通知」から「その他の音」を選択することでXperiaの操作音の設定が行えます。ダイヤルキーやタッチなどの頻繁に利用する機能の音を無効化しておくことで微量ですが電力の消費を抑えることが出来ます。音質にこだわらない場合や音楽を聴かない場合には「音と通知」の「オーディオ設定」の項目から、不要な機能をオフにしておく事も効果的です。項目には音質をよくする機能がありますが、こだわりが無ければすべてをオフにすると効果的です。
最終的な手段としてXperiaのSTAMINAモードを有効にする方法があります。STAMINAモードではアプリごとに様々な設定を変更でき、上手く活用すれば待ち受け状態でのバッテリー消費を抑えることが出来ます。STAMINAモードにあらかじめ残りのバッテリー残量がどの程度になるとSTAMINAモードが有効化されるかを設定しておくことで、バッテリーを長持ちさせられます。STAMINAモードは少し余裕をもって設定しておくことで焦って画面の明るさを調整するなどで電力を節約する必要が無くなります。Xperiaの設定を少し見直すだけでもバッテリーの減りを抑えて長持ちさせることが出来ます。音質をよくする機能などの不要な機能があれば積極的にオフにすることで効果が現れます。
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Jul 21,2017 11:12 am 編集者 小池由貴 カテゴリー Androidデータ管理
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